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第1章 緊縛の前に

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01. 軽い拘束から緊縛へ

SMプレイに興味があるカップルなどで、いきなり麻縄で緊縛をやろうと張り切る人がいます。それが悪い事だとは思いません。ただ、何でもそうですが、イメージだけが先行していると、実際は「ちょっと違うかも?」となる事が多いと思います。

SM、特に緊縛というと、薄暗い所で複雑に縛られた女性の淫靡な写真のイメージが強いです。そういう世界感にあこがれを抱く人もいると思います。ただ、何も知識および経験がないまま、そのイメージを真似しようとするのは非常に危険です。

では、どうすればいいのか?その辺のきっかけ作りなどについてお話ししてみたいと思います。

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写真はイメージであり、本文とは関係ありません。

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・身近な物を使ってみよう

全くSMに興味のない方が相手(パートナー)の場合、いきなり本格的な麻縄を持ち出して「さあ、縛らせろ!」というと、思いっきり引かれる事間違いありません。
(いわゆるドン引きってやつですね。)

これからSM、特に緊縛を始めようとするならば、本格的な緊縛を行う前に、もっと身近なモノで軽い拘束を試してみてはどうでしょうか?。
軽い拘束で楽しめるようになった上で、その先に進むかどうかを考えても損はないと思います。

例えば、手首だけ拘束すると考えた場合、身近で使えるモノは探せば色々あります。

・ネクタイ ・ストッキング ・長めの靴下(ニーハイとか) ・ベルト ・薄手のタオル ・Tシャツ ・ガムテープ ・調理用ラップ ・etc...

これらのモノを使って手首をしばって、相手をくすぐったり性感帯を責めたりするだけも結構楽しめます。もしも、突然の思い付きでラブホテルで拘束プレイをする事になっても、二人いればどちらかが上記に示したモノの中で、しわになったりダメになってもいいモノの一つぐらい身に着けていると思います。また、ラブホテルなら、オモチャの手錠とかレンタルしてくれたり、自動販売機で1000円前後で販売している所もあったりします。

ただし、荷造り用のビニールヒモなど、細い紐(ひも)状のモノは避けた方がいいと思います(特に紐の直径で4mm以下の物)。それは、知識もないのに安易に細い紐状のモノで縛ると、必要以上にキツク締め付けてしまい、相手の身体に大きなダメージを与える可能性があるからです。

また、どの道具を使うにしても、相手が本気になれば逃げられる程度の拘束にしておくのが重要だったりします。
この「いつでも逃げられる!」という精神的な安心感がある為に、拘束されるという非日常的な行為を楽しめるのです。
軽い拘束プレイで楽しめるようであれば、次のステップとして簡単な緊縛プレイを考えてみてもいいと思います。

ただし、緊縛の世界は奥深く、高度な技術になればなるほど危険を伴う行為でもあります。「SMプレイだから、相手が痛くても苦しくても我慢して、それを快感に変えるんだ。」と言った極端な考えは、まず捨てる事をお勧めします。何を行うにしても、安全を確保する事は第一条件です。安全をないがしろにする行為は、それはSMではなくただの暴力行為です。

その安全を確保する為に、出来るだけ正しい知識を身につける事は、非常に大事だと思います。それが出来た上で、なおかつ相手から同意を得られて、初めて怪我をするかも知れないプレイを行う事が出来ます。
(M女さんなどでは、SM行為で自分の体についた軽い傷や青アザなどを楽しむ方も多くいらっしゃいます。)

当然ですが、相手の同意がないまま怪我をさせる行為は、傷害罪で犯罪になりますので、くれぐれもご注意下さい。

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【他の緊縛についての解説リスト】

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